「東京・大阪・福岡 三都市対抗戦」の第3戦=最終戦は、ボートレース平和島で「第63回スポーツニッポンゴールデンカップ」として開催される。11月27日〜12月2日の開催で、SGチャレンジカップの直後に平和島では三都市の威信を懸けた戦いが繰り広げられるわけだ。

地元の東京支部は、絶対に負けられない戦いだ。第1戦は福岡支部が、第2戦は大阪支部が支部優勝と個人優勝を独占。東京支部は厳しい状況に置かれた格好になってしまった。平和島で同じ轍は踏むわけにはいかない! 熊谷直樹、長岡茂一、野澤大二のベテランSGウィナーやスタート野郎・山田哲也らは気合の塊となって、地元の牙城を守るべく奮闘するだろう。

もちろん、大阪支部も福岡支部も、引き続き強豪を揃えて覇権を奪いにかかる。大阪は北村征嗣、古場輝義、泥谷一毅が中心勢力。赤丸急上昇のルーキー・上田龍星も侮れない。福岡大会から連続しての支部&個人優勝独占を目論む。福岡は14年の平和島三都市対抗戦を制している松田大志郎、平和島GI制覇歴のある松村敏、さらに中辻崇人と強力布陣。地元で大阪支部に支部&個人優勝をさらわれた雪辱を果たさんと力が入る。

泣いても笑っても、これが今年の3都市対抗戦のラストバトル。最後に笑うのはどの支部か、空気は冷たくなる季節だが熱く熱く見守ろう。

今も伝説として語り継がれる「平和島36号機」。2001年5月から約1年間使用された怪物機だ。1着率43.0%、2連対率66.7%と圧倒的な成績を残し、そして02年3月に開催されたSGボートレースクラシックも優勝した。そのクラシックを制した男こそ野澤大二。36号機のインパクトとともに、野澤大二の名前はファンの記憶に刻まれている。

あれから16年以上もの月日が流れているが、野澤はA1級をキープし続ける。豪快なまくり、まくり差しを武器に、若々しい走りを見せているのだ。三都市対抗戦でも、地元勢を牽引する存在になるだろう。あのクラシックを鮮明に思い出させるようなレースを期待したい。